DESIGN
「北欧の妖精ニッセ」長山智美のラブリ〜民芸
December 11, 2017 | Design | casabrutus.com | photo_Satoshi Ngarare house decoration_Yukiko Ishizu (Wilton Japan) styling & text_Tomomi Nagayama editor_Wakako Miyake
北欧のクリスマスには欠かせぬ存在ていう小さな妖精〈ニッセ〉。おウチ中に飾っておもてなしをしましたら、ご家庭にシアワセをもたらしてくださるそでございます。
クリスマスの思い出て言いますと、幼き頃のクリスマスイブ。その日の午後はお母さんと弟のアキラと街でお買い物。駅前の不二家で生クリームのクリスマスケーキを、デパートでチキンを買いまして夕方おウチに戻り、当時毎年テレビで放送されてました、『マッチ売りの少女』みたいなクリスマスに因みました海外の人形劇をご鑑賞したものでございます。
「これからクリスマスのご馳走とサンタさんからのプレゼントが待ってる♡」 ていう、子供心にもワクワクな期待感とロマンチックな気分を与えてくださりましたスペシャデーのスゥイートなひととき。今から思いますとそれは子供の頃のほんの数年間の出来事でしたかと存じますが、ワタクシにはプチ切なくもハートウォーミングなクリスマスメモリーとなって、今でも細部までもが鮮明に思い出されますの。
でもって、およそ800年前の昔より北欧の国々で知られてございましたつう赤い帽子を被りましたイタズラ好きの小さな妖精たちニッセ。デンマークのご家庭ではクリスマスにその小さなお人形をおウチのいたるところにデコるそでございます。言い伝えによりますと、このコたちに良きおもてなしをされますとご家族にシアワセが、ヒドイ目に合わせたりされますとイジワルな仕返しがございますとか。クリスマスの夜に屋根裏にニッセの大好物のミルク粥をお供えし、朝にその粥が減っていたならばお持て成し完了のしるしとなるそでございます。
「これからクリスマスのご馳走とサンタさんからのプレゼントが待ってる♡」 ていう、子供心にもワクワクな期待感とロマンチックな気分を与えてくださりましたスペシャデーのスゥイートなひととき。今から思いますとそれは子供の頃のほんの数年間の出来事でしたかと存じますが、ワタクシにはプチ切なくもハートウォーミングなクリスマスメモリーとなって、今でも細部までもが鮮明に思い出されますの。
でもって、およそ800年前の昔より北欧の国々で知られてございましたつう赤い帽子を被りましたイタズラ好きの小さな妖精たちニッセ。デンマークのご家庭ではクリスマスにその小さなお人形をおウチのいたるところにデコるそでございます。言い伝えによりますと、このコたちに良きおもてなしをされますとご家族にシアワセが、ヒドイ目に合わせたりされますとイジワルな仕返しがございますとか。クリスマスの夜に屋根裏にニッセの大好物のミルク粥をお供えし、朝にその粥が減っていたならばお持て成し完了のしるしとなるそでございます。
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