DESIGN
〈ルイジアナ近代美術館〉建築家によるモダニズム住宅×家具|デンマーク【北欧各国、クリエイターの住まい】
『カーサ ブルータス』2024年1月号より
December 10, 2024 | Design | 北欧各国、クリエイターの住まい
| photo_Maya Matsuura text_Chieko Tomita
北欧を拠点に活躍するクリエイターは、どんな部屋に暮らしているのか。インテリアデザイナーからブランドのファウンダー、ギャラリストまで、北欧各都市、今をときめくクリエイターたちの部屋を訪ね、ドキュメントしました。
今回は、ピーター・マーラー・ソーレンセンさんの家。北欧の新進インテリアブランドのCEOが住むのは、〈ルイジアナ近代美術館〉を手がけた建築家によるモダニズム住宅。プレーリースタイルの建築を舞台に、カラフルな家具が際立ちます。
Area:ヴェドベック
Size:220平米
Type:Detached House
Size:220平米
Type:Detached House
「未来の北欧クラシック」となる家具作りをブランドのDNAとする、〈プリーズウェイトトゥービーシーテッド(PWtbS)〉。CEOのピーターさんが住むのは、コペンハーゲンから北へ25kmほどの港町、ヴェドベック。この先には、庭園の美しさで世界的に名高い〈ルイジアナ近代美術館〉がある。
「プレーリースタイルの建物は〈ルイジアナ〉を手がけた建築家ヨルゲン・ボーとヴィルヘルム・ヴォラートによる設計で、1961年に建てられたものです」
「プレーリースタイルの建物は〈ルイジアナ〉を手がけた建築家ヨルゲン・ボーとヴィルヘルム・ヴォラートによる設計で、1961年に建てられたものです」
この家を選んだ理由は、なによりミッドセンチュリーの建物が好きなのと、海にも森にも近い環境が気に入ったから。キッチンの床は大理石を二重にして補強、内壁は〈ルイジアナ〉の内部にも使われているオレゴンパイン材に。また、会話を楽しみながら料理ができるよう、オープンキッチンに改装した。
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