DESIGN
【偏愛ショップ】アップサイクルな家具をトレジャーハンティング! 資源循環で未来を考える|富山
『カーサ ブルータス』2023年7月号より
May 5, 2024 | Design | SHOP OF FAVORITISM | photo_Masanori Kaneshita text_Yoshinao Yamada
国籍、ジャンル、用途を問わず、チャーミングな品々を集めるオーナーの偏愛っぷりが突き抜けたショップを訪ねました。店主自身が欲しすぎて売りたくないモノも多数!? オーナーの個性豊かな審美眼が光るショップたちをご紹介します。
社会が課題とする環境への取り組み。そんな難しいテーマだからこそ楽しく向き合うことで持続可能性への考えを促すのが、富山の体験型複合施設〈トトン〉だ。
家具販売会社を母体とすることから、新しい家具の販売時に回収した古い家具をどうやって循環させるかという課題から始まったと責任者の増山武さん。店頭で二次流通する家具はクリーニングや修繕を行うのはもちろんだが、「時代の変化とともに廃棄されやすくなったデザインの家具も多い」ため、それらは時に大胆な加工のアップサイクルで再生。さらに家具を持ち込んで、自らリペアやDIYを行えるスペースも用意する。多くの家具を長く使うために、さまざまなアプローチを行う。
家具販売会社を母体とすることから、新しい家具の販売時に回収した古い家具をどうやって循環させるかという課題から始まったと責任者の増山武さん。店頭で二次流通する家具はクリーニングや修繕を行うのはもちろんだが、「時代の変化とともに廃棄されやすくなったデザインの家具も多い」ため、それらは時に大胆な加工のアップサイクルで再生。さらに家具を持ち込んで、自らリペアやDIYを行えるスペースも用意する。多くの家具を長く使うために、さまざまなアプローチを行う。
施設内のコワーキングフロアには、より大胆に加工された家具が並ぶ。施設運営にも携わるチームによるブランド〈イエス〉がカラーアクリルを使って再生した古家具、回収した家具のパーツを再構成した家具などもあり、これらも購入可能。地域に根ざして未来を考えるショップに注目したい。
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