DESIGN
【偏愛ショップ】掘り出す楽しみを教えてくれるインテリアのリサイクルショップ｜東京・千駄木
『カーサ ブルータス』2023年7月号より
May 7, 2024 | Design | SHOP OF FAVORITISM | photo_Masanori Kaneshita, Satoshi Nagare (item) text_Sawako Akune styling_Yusuke Takeuchi (item)
国籍、ジャンル、用途を問わず、チャーミングな品々を集めるオーナーの偏愛っぷりが突き抜けたショップを訪ねました。店主自身が欲しすぎて売りたくないモノも多数!? オーナーの個性豊かな審美眼が光るショップたちをご紹介します。
ピンクの有孔ボードのウォール奥にあるレジスペースは、かつての喫茶店のキッチン部分。高島さん自身が大好きというグラフィックのいいレコードもたっぷり見つかる。
町歩きの人々で賑わう谷根千エリア。高島大輔さんと中山良子さんが営む〈FUN again〉があるのは、喧騒を少し離れた不忍通り沿い。かつては地元の人々の集う名喫茶だった空間に生まれた、家具・インテリア雑貨中心の“リサイクルショップ”だ。高島さんが話す。
百戦錬磨のリサイクルショップのオーナーたちに混ざり、関東近圏の数か所のせりで仕入れてくる。椅子は力を入れて探すもののひとつ。
有孔ボードを使ったディスプレイ。そのまま自室のインテリアに取り入れたくなる。
印象的なアクリルの棚が彩る一角。スタイルミックスのお手本のような空間。
民藝や土産物がディスプレイされたコーナー。
「誰かにとって不要になったものが、次の誰かにとってはまた、日々に小さな楽しみや幸せをもたらしてくれるものになる。リサイクルショップのそういうところが元から大好きだったんです。店名にもその思いを込めました」
Loading...
