DESIGN
【編集後記】最新号『フランク・ロイド・ライトと日本』の表紙を飾った〈落水荘〉へ! 担当編集のロケハン旅。
October 17, 2023 | Design, Architecture, Travel | Editor's Voice | photo_Housekeeper text_Housekeeper
【編集後記】では特集のこぼれ話や編集部視点の番外編をお届け。『カーサ ブルータス』2023年11月号『フランク・ロイド・ライトと日本』の撮影のため、単身アメリカ・ペンシルバニア州にある〈落水荘〉へとロケハンへ向かった担当編集。取材のため滞在していたシカゴからの道のりを紹介します。
最新号『フランク・ロイド・ライトと日本』の表紙を飾った〈落水荘〉。20世紀最大の住宅建築とも呼ばれる、フランク・ロイド・ライトのマスターピースですが、実はそのアクセスの悪さも超一級……。空港はもちろんのこと、周辺には駅もバス停も何もない、アメリカ北東部・ペンシルバニア州の山奥に位置しています。
ルートは、まず日本から直行便のあるアメリカの都市を経由して〈ピッツバーグ国際空港〉へ、車で約2時間(もちろん公共交通機関はなし!)かけて〈落水荘〉に行きます。僕は、特集の取材のためにイリノイ州・シカゴに滞在していたので、そこから向かいました。初日にシカゴから〈落水荘〉まで、その後にピッツバーグのホテルに泊まり、翌朝の便で帰宅する1泊2日の弾丸ツアーです。
ルートは、まず日本から直行便のあるアメリカの都市を経由して〈ピッツバーグ国際空港〉へ、車で約2時間(もちろん公共交通機関はなし!)かけて〈落水荘〉に行きます。僕は、特集の取材のためにイリノイ州・シカゴに滞在していたので、そこから向かいました。初日にシカゴから〈落水荘〉まで、その後にピッツバーグのホテルに泊まり、翌朝の便で帰宅する1泊2日の弾丸ツアーです。
大都市シカゴを離れ、ピッツバーグへ。
アメリカ第3の都市・シカゴ周辺には、世界遺産である〈ロビー邸〉や〈ユニティ・テンプル〉をはじめ、多くのライト建築が現存しています。建築家・田根剛さんの同行取材のため、1週間ほど滞在していたカーサスタッフ。ライターさんとフォトグラファーさんとはそこで別れ、唯一英語が出来ない僕1人で〈落水荘〉へ。さながらバックパッカー気分です。
ちなみにチケットは出国前に公式サイトから手配済み。Google翻訳とクレジットカードがあれば、割と簡単です。外観のみのツアー、内観も含むツアー(だけど内観撮影はNG)など、何種類かツアーの形式があり、僕は全てのエリアの見学&撮影が可能な「In-Depth Guided Tour」を予約しました。価格は87ドル、予約した7月当時のレート12000円ほど。出張中何度も感じましたが、物価高+円安のダブルパンチはなかなか辛いものがあります。
ということで、〈シカゴ・オヘア空港〉から〈ピッツバーグ国際空港〉へ1時間30分のフライトに搭乗。ところが、離陸直前に乗客がため息と共に立ち上がり、機内から離れていきます。何事かと思い、機内アナウンスに耳を澄まし聞こえてきたのが「Delay」。2時間空港で待機です。コロナ禍以降、特に国内線は欠航や遅延が結構な頻度で起こるらしく、その辺りも要注意。16時30分からのツアーに合わせて、余裕を持って早朝の便にしていたのが幸いしました。
ちなみにチケットは出国前に公式サイトから手配済み。Google翻訳とクレジットカードがあれば、割と簡単です。外観のみのツアー、内観も含むツアー(だけど内観撮影はNG)など、何種類かツアーの形式があり、僕は全てのエリアの見学&撮影が可能な「In-Depth Guided Tour」を予約しました。価格は87ドル、予約した7月当時のレート12000円ほど。出張中何度も感じましたが、物価高+円安のダブルパンチはなかなか辛いものがあります。
ということで、〈シカゴ・オヘア空港〉から〈ピッツバーグ国際空港〉へ1時間30分のフライトに搭乗。ところが、離陸直前に乗客がため息と共に立ち上がり、機内から離れていきます。何事かと思い、機内アナウンスに耳を澄まし聞こえてきたのが「Delay」。2時間空港で待機です。コロナ禍以降、特に国内線は欠航や遅延が結構な頻度で起こるらしく、その辺りも要注意。16時30分からのツアーに合わせて、余裕を持って早朝の便にしていたのが幸いしました。
Loading...
Loading...