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〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉ー自由に変化する革新的なバッグに日常となじむ「TRACK」が登場。

『カーサブルータス』2023年11月号より

October 10, 2023 | Design, Art, Fashion | PR | photo_Masaki Ogawa text_Masae Wako styling_Tomomi Nagayama

三角をモチーフにしたバッグ〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉から、ワントーンで柔らかな印象の新シリーズ「TRACK」が誕生。平面から立体へ。自由に変化するフォルムの美しさを日常に！

《Tote Bag》「常に新しいものを考え続ける」というブランドの哲学通り、〈BAO BAO〉を象徴する三角モチーフを、より日常になじむデザインに昇華させた。素材から金具まで6年かけて開発。マチなしトートバッグには13インチPCが入る。W34 ×H34㎝グレー 55,000円。

三角形のピースをモチーフにした〈BAO BAO ISSEY MIYAKE〉は、使う人が美しさを作る革新的なバッグブランドだ。誕生は2010年。もとは20世紀の脱構築主義建築からヒントを得たもので、「どんなふうに持ち、どう動き、何を入れるかによって、偶然に生まれるフォルムや陰影を楽しめる」のが大きな魅力。だから何を入れようかと考えるのが楽しいし、身に着けるたび心底うれしくなる。

そんな〈BAO BAO〉の新たなシリーズ「TRACK」が誕生した。特徴はワントーンに抑えたシンプルなデザイン。アート性の高さが魅力の定番タイプに比べ、幅広い世代に寄り添い、日常的に楽しめる。もう一つの特徴は軽さと柔らかさ。高密度に織り上げたポリエステル生地の内側に、柔軟性のある三角ピースを貼り付けることで、生地とピースを一体化。平面と立体を行き来するバッグは、その時々の美しい形や陰影を作り出す。

右上から時計回りに、《Backpack》表地は高密度のポリエステル。口元が巾着仕様で開閉しやすいバックパックは、13インチPCが縦に入る。内ポケットは2か所。W23×D11×H40㎝ブラック 77,000円。
《Large Tote Bag》15インチPCを収納できるマチなしタイプ。長めのハンドルにはクッション性があり、荷物が重い場合も肩への食い込みを軽減。W46×H46㎝カーキ 66,000円。
《Small Shoulder Bag》スマートフォンや財布に加え、小型の水筒や折り畳み傘も入る便利なサイズ。両サイドには口にマグネットが付いた外ポケット。「TRACK」はカーキ、グレー、ブラック、ピンクの4色展開。写真のピンクは今季のシーズン色。W24×D8×H15.5㎝ 55,000円。
《Small Tote Bag》気軽に使える小さめのマチ付きトートバッグ。表地には、気密性を高めて光沢を出すシレー加工。手の皮脂などの汚れや傷がつきにくい。三角の部分も目地もすべてワントーンなので、陰影の美しさが際立つ。内ポケット付き。W34.5×D11.5×H23㎝グレー 55,000円。

PCを入れるなどデイリーユースに適した工夫も満載だ。例えばトートバッグのハンドルは、毛羽立ちにくく、肩にかけた時も負担が少ない構造。さらに、バッグ両脇の内側に細い骨のようなパーツを縫い込むことで、脇のアウトラインをキリッと見せている。実はここに〈BAO BAO〉が世界中のファンを引きつけてやまない理由がある。それは、どんなフォルムに変化させてもシャンとして見えること。〈BAO BAO〉のアイデンティティたる凛々しさと、愛着の湧く柔らかさ。両方を楽しめるのが「TRACK」なのだ。