DESIGN
クリエイター&アーティストと愛媛の伝統工芸がコラボレーション! 『道後アート2023 クラフトミュージアム』がスタート。
August 12, 2023 | Design, Art, Travel | casabrutus.com | photo_Horoaki Zenke text_Housekeeper
松山・道後温泉地区で開催中の『道後アート2023』にて、新プログラム『クラフトミュージアム』がスタート。愛媛のクラフト/伝統工芸をテーマに、クリエイターによるポップアップショップとアーティストによる作品展示の、2つの企画が行われる。インテリアスタイリストの作原文子と〈マリメッコ〉や〈アラビア〉で活躍したデザイナー・石本藤雄のコラボアイテムなど、ここでしか出会えないアイテム/作品が集結!
この7月からスタートした『クラフトミュージアム』では、4組のクリエイターが愛媛のクラフトとコラボレーションしてポップアップショップや展示を主催する『DIRECTORʼS MARKET』と、5組のアーティストが愛媛にまつわるものをテーマにした作品や地元の伝統工芸作家と協働で手がけた作品を展示する『U.F.O. - Unidentified Fabulous Object- 未確認工芸物体』展の、2つの企画が開催されている。
『DIRECTORʼS MARKET』には、インテリアスタイリストの作原文子、アーティストの大竹彩子・笙子姉妹、バイヤーの清家未来、デザイナー/アーティストの篠原ともえが参加。それぞれが道後地区のホテルや店舗の一区画に、期間限定のショップや展示を展開。愛媛のクラフトをセレクトしたり、協働でアイテムを制作するなどして、土地のカルチャーを反映した空間を作り上げた。
『DIRECTORʼS MARKET』には、インテリアスタイリストの作原文子、アーティストの大竹彩子・笙子姉妹、バイヤーの清家未来、デザイナー/アーティストの篠原ともえが参加。それぞれが道後地区のホテルや店舗の一区画に、期間限定のショップや展示を展開。愛媛のクラフトをセレクトしたり、協働でアイテムを制作するなどして、土地のカルチャーを反映した空間を作り上げた。
作原はホテル〈道後御湯〉のロビーに、『道後 Mountain Morning』と題したショップをオープン。愛媛出身で現在はロサンゼルスを拠点に活動する陶芸家・モリサキトモコのフラワーベースや、松山名物『鍋焼きうどん』の名店〈アサヒ〉で使われるアルミの鍋など、ここ愛媛ならではのセレクトが並ぶ。
中でも注目は、空間の中央に配された石本藤雄とのコラボチェア&ソファだ。〈マリメッコ〉〈アラビア〉でデザイナー/陶芸家として長年活躍した石本。2021年末に地元・愛媛へ帰郷し、現在はここ道後温泉地区に新たなアトリエを構え、精力的な創作活動を行なっている。作原は石本へコラボレーションを打診。〈マルニ木工〉の名作《ヒロシマ》のチェアとソファの座面に、石本が〈マリメッコ〉在籍時の1987年に手がけた「KOSKI」(フィンランド語で渓流を意味する)という名のテキスタイルの柄をあしらった特別なアイテムを完成させた。
中でも注目は、空間の中央に配された石本藤雄とのコラボチェア&ソファだ。〈マリメッコ〉〈アラビア〉でデザイナー/陶芸家として長年活躍した石本。2021年末に地元・愛媛へ帰郷し、現在はここ道後温泉地区に新たなアトリエを構え、精力的な創作活動を行なっている。作原は石本へコラボレーションを打診。〈マルニ木工〉の名作《ヒロシマ》のチェアとソファの座面に、石本が〈マリメッコ〉在籍時の1987年に手がけた「KOSKI」(フィンランド語で渓流を意味する)という名のテキスタイルの柄をあしらった特別なアイテムを完成させた。
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