DESIGN
ポール・ケアホルムの初期名作〈PK52〉シリーズ復刻に注目!
January 13, 2017 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
ポール・ケアホルムがデンマーク王立芸術アカデミーのためにデザインしたデスク〈PK52〉シリーズが、〈カール・ハンセン&サン〉のコレクションに加わった。
スチールを自在に使いこなし、木の家具では不可能だったデザイン領域を開拓していったポール・ケアホルム。しかし、意外と知られていないのが、初期の作品では独自の方法論で木との取り組みを見せていたこと。そんな作品のひとつが、この度〈カール・ハンセン&サン〉が取り扱いを始めたデスク〈PK52〉シリーズだ。
このデスクは、1955年にケアホルムが新任講師として赴任したばかりのデンマーク王立芸術アカデミー用にデザインされたもので、教師用の大きなデスク《PK52》と、学生用の少し小ぶりなデスク《PK52A》が揃う。どちらも突板天板はオレゴンパイン材またはオーク材にオイル、クリアラッカーまたはブラック塗装仕上げ、スチールフレームはブラックまたはグレーのラッカー塗装から選べる。また、引き出しモジュールの《PK115》もオプションで用意されている。
このデスクは、1955年にケアホルムが新任講師として赴任したばかりのデンマーク王立芸術アカデミー用にデザインされたもので、教師用の大きなデスク《PK52》と、学生用の少し小ぶりなデスク《PK52A》が揃う。どちらも突板天板はオレゴンパイン材またはオーク材にオイル、クリアラッカーまたはブラック塗装仕上げ、スチールフレームはブラックまたはグレーのラッカー塗装から選べる。また、引き出しモジュールの《PK115》もオプションで用意されている。
シンプルで機能的なデザインなので、デスクとしてだけでなく、ダイニングテーブルにも最適。しかし、なによりもケアホルム作品には稀有な木製家具だけに、実物を一度はしっかりとチェックしておきたい。
カール・ハンセン&サン フラッグシップストア
TEL 03 5413 5421。公式サイト