DESIGN
なぜフランク・ロイド・ライトや柳宗理が? 上島珈琲店に名作デザインが並ぶのは、あの名ホテルの影響でした。
| Design, Architecture, Culture, Food | casabrutus.com | photo_Kenya Abe text_Kana Endo
幾何学模様が活きた照明《タリアセン》や、和紙の構造がそのまま意匠をなす《AKARI》…。つい長居してしまいたくなる〈上島珈琲店〉の少しレトロで、けれどもモダンな店舗の生まれた背景を探ります。
関東を中心に、北海道から沖縄まで幅広く店舗展開している〈上島珈琲店〉。その多くの店舗に、“モダニズム建築の3大巨匠”の一人、フランク・ロイド・ライトによる名作照明《タリアセン》や《ROBIE 1》が使われているのをご存知だろうか。そのほかにも柳宗理によるスツールや食器など、そこかしこに名作デザインが散見され、またそれぞれの店舗を見比べてみると、空間デザインや用られている家具や照明に変化がつけられていることがわかる。
チェーン店であれば画一的なデザインにすればコストの上でも効率的だが、〈上島珈琲店〉の場合はそうではない。その空間づくりについて、多くの店舗デザインを手掛ける〈ユーシーシーフードサービスシステム株式会社〉のデザイナー・北川雄康に話を聞いた。
チェーン店であれば画一的なデザインにすればコストの上でも効率的だが、〈上島珈琲店〉の場合はそうではない。その空間づくりについて、多くの店舗デザインを手掛ける〈ユーシーシーフードサービスシステム株式会社〉のデザイナー・北川雄康に話を聞いた。
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