DESIGN
フランス生まれのニュークラフト〈ラファブライト〉が日本上陸。
September 21, 2022 | Design, Art | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai
天然素材のみで作られた印象的なランプシェード〈ラファブライト〉が、日本に初上陸した。
温もりのある素材と、特徴的な幾何学形状の対比が印象的な照明〈LAFABLIGHT/ラファブライト〉は、2021年にフランスで生まれた新しいブランドだ。1950〜60年代の北欧デザインに見られるロープ照明を、現代のかたちにアレンジしたことで注目を集めている。
素材に使っているのは、ナラ、ブナ、ポプラなどから成るウッドパネルと、柔らかな木綿糸。厚さ5ミリに加工したパネルのエッジに細かく入ったスリットに、紐を引っ掛けただけというシンプルな構成なのだが、まるで日本の伝統的な組紐を編んでいく工程のように、ときに重ね、捻りながら、巧みに構成を変え、独自の形状を完成させていく。
同じ形のシェードでも、紐の組み方でまったく違う存在となり、見る角度や距離によって印象を多様に変化させる。また、夜間点灯すると壁にぼんやりとした影を照らす様子も美しいが、日中には部屋に漏れ入る光を受けて柔らかに揺れるオブジェように見えて魅力的。
同じ形のシェードでも、紐の組み方でまったく違う存在となり、見る角度や距離によって印象を多様に変化させる。また、夜間点灯すると壁にぼんやりとした影を照らす様子も美しいが、日中には部屋に漏れ入る光を受けて柔らかに揺れるオブジェように見えて魅力的。
シェードの形状は全部で5つあり、紐のパターンに応じて丸紐と平紐の2種の紐を使い分けるなど、細かなアレンジによって全60種のコレクションが揃う。
SDGsの意識も明確に持ち、すべてがメイド・イン・フランス。素材に使っている木は、すべてパリの西200kmにある森の間伐材を使用し、プロダクトの一つひとつを工房の職人が手仕事で丁寧に仕上げているという。
SDGsの意識も明確に持ち、すべてがメイド・イン・フランス。素材に使っている木は、すべてパリの西200kmにある森の間伐材を使用し、プロダクトの一つひとつを工房の職人が手仕事で丁寧に仕上げているという。
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