DESIGN
〈&Tradition〉が考察、5カ国のデザイナーによる競演で“テーブル”の可能性を見る。
July 10, 2022 | Design | casabrutus.com | text_Akiko Konishi editor_Keiko Kusano
今年に入り日本でも正式に展開がスタートした、デンマーク発のインテリアブランド〈&Tradition〉がデンマーク・コペンハーゲンの『3daysofdesign』でテーブルに着目した特別展示『Studies of a Table』を開催しました。
2010年にデンマークで設立した〈&Tradition(アンド・トラディション)〉は、アルネ・ヤコブセンやバーナー・パントンを始めとするマスターピースの復刻から、未来のクラシックを創造すべく、気鋭のデザイナーを起用した家具や照明、ホームアクセサリーを手がける。デンマークのインテリアシーンで頭角を表す、勢いのあるブランドだ。
今回の企画展『Studies of a Table』は、〈&Tradition〉のアートディレクター兼デザインスタジオとして参画する〈All the Way to Paris(オール・ザ・ウェイ・トゥ・パリス)〉のタニア・ヴィーブが中心となり、世界中から5ヶ国5組のデザイナー、スタジオを招聘して行われた。世界に共通する普遍的な「テーブル」をテーマに、その境界を広げ探求し、デザインとアートを融合させる試みだ。
参加デザイナーは〈All the Way to Paris〉(デンマーク)、 柳原照弘(日本)、〈Studio Raw Material〉、(インド)、〈Stellenbosch Art Foundry〉(南アフリカ)、〈Spiritual Objects〉(アメリカ)の5組。
今回の企画展『Studies of a Table』は、〈&Tradition〉のアートディレクター兼デザインスタジオとして参画する〈All the Way to Paris(オール・ザ・ウェイ・トゥ・パリス)〉のタニア・ヴィーブが中心となり、世界中から5ヶ国5組のデザイナー、スタジオを招聘して行われた。世界に共通する普遍的な「テーブル」をテーマに、その境界を広げ探求し、デザインとアートを融合させる試みだ。
参加デザイナーは〈All the Way to Paris〉(デンマーク)、 柳原照弘(日本)、〈Studio Raw Material〉、(インド)、〈Stellenbosch Art Foundry〉(南アフリカ)、〈Spiritual Objects〉(アメリカ)の5組。
テーブルを囲み、家族や友人と和やかな時間を過ごす。世界中の多くで共通する普遍的な時間を、国も歴史も文化も異なる背景を持つ彼らが、それぞれの解釈を基にその土地の素材や技術を用いて作品づくりを行なった。会場はコペンハーゲン市内の中心部にあり、音楽やアート、食の発信拠点として感度の高い層に支持されている〈Apollo Kantine〉。〈&Tradition〉への注目も相まって連日大盛況のイベントとなった。
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