Casa BRUTUS
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DESIGN

改修を経た百貨店とセーヌ川を望むホテルの新名所。

『カーサ ブルータス』2021年10月号より

| Design, Architecture, Travel | window on the world | text_Izumi Fily-Oshima

16年の閉館と、5年に及ぶ大改装を経て蘇ったパリの複合施設〈サマリテーヌ〉。総面積7万平米の敷地は、3つの建物で構成されている。

セーヌ川とポンヌフに面したジュニアスイートの客室。家具やリネンが白やベージュの優しいトーンで統一された明るく開放的な空間。すべての客室からセーヌ川が望め、その景色も見どころだ。
セーヌ川とポンヌフに面したジュニアスイートの客室。家具やリネンが白やベージュの優しいトーンで統一された明るく開放的な空間。すべての客室からセーヌ川が望め、その景色も見どころだ。
〈シュヴァル・ブラン〉の外観。4つのレストランがある。
〈シュヴァル・ブラン〉の外観。4つのレストランがある。
セーヌ川とポンヌフに面したジュニアスイートの客室。家具やリネンが白やベージュの優しいトーンで統一された明るく開放的な空間。すべての客室からセーヌ川が望め、その景色も見どころだ。
〈シュヴァル・ブラン〉の外観。4つのレストランがある。
ひとつは1870年創業のパリの百貨店〈サマリテーヌ〉のポンヌフ館。歴史的建造物指定されているアールヌーヴォー建築が鮮やかさと壮麗さを取り戻した。

もうひとつは、SANAAが改築した波打つガラスのファサードが印象的なモダン建築のリヴォリ館。そして、同敷地内に高級リゾートホテルも誕生。
ポンヌフ館のファサード。
ポンヌフ館のファサード。
SANAAが手がけたリヴォリ館のファサード。波打つガラスにパリの街並みが映り込む。
SANAAが手がけたリヴォリ館のファサード。波打つガラスにパリの街並みが映り込む。
ポンヌフ館のファサード。
SANAAが手がけたリヴォリ館のファサード。波打つガラスにパリの街並みが映り込む。
セーヌ川に架かる橋、ポンヌフに面してオープンしたのは、LVMHホテルマネジメントが展開するホテルブランド「シュヴァル・ブラン」初の都市型ホテル。ピーター・マリノが手がけた内装は、アールデコ様式の建造物の意匠を継承しつつ、大理石や木の自然素材を生かした優美なデザイン。3つの時代の建築が楽しめるパリの新名所だ。
ポンヌフ館の内観。6フロアにわたる吹き抜けとガラス張りの天井は圧巻。
ポンヌフ館の内観。6フロアにわたる吹き抜けとガラス張りの天井は圧巻。
リヴォリ館の中庭。
リヴォリ館の中庭。
ポンヌフ館の内観。6フロアにわたる吹き抜けとガラス張りの天井は圧巻。
リヴォリ館の中庭。

〈Cheval Blanc Paris〉
8, quai du Louvre 75001 Paris TEL (33) 1 40 28 00 00。全72室。1泊1,150ユーロ〜。公式サイト

〈Samaritaine〉
9, rue de la Monnaie 75001 Paris TEL (33) 1 88 88 60 00。10時〜20時。無休(5月1日を除く)。公式サイト

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