DESIGN
リナ・ボ・バルディのキリンの椅子、復刻です。
February 17, 2016 | Design, Architecture | a wall newspaper | photo_Hiroshi Igarashi text_Yuka Uchida
建築家リナ・ボ・バルディの名作《キリンの椅子》がワタリウム美術館の展示に合わせて蘇りました!
Cadeira girafa by LINA BO BARDI
三本脚の丸スツールに、T字形の背もたれ。この極めてシンプルな椅子をデザインしたのは、ブラジルで活躍したイタリア人建築家リナ・ボ・バルディ。正確には彼女とマルセロ・フェラッツ、マルセロ・スズキという3者の共同デザインだ。1987年に誕生し、長く入手しづらかったこの椅子が、現在リナの建築展を開催しているワタリウム美術館の情熱でついに復刻された。
ブラジルでは今も〈サンパウロ美術館〉などの公共施設で利用されている《キリンの椅子》。簡素に見えて、実は座り心地や使い勝手が計算し尽くされている。小さな背もたれは、ピタリと背に沿い、自然と背筋が伸びるし、持ち運ぶ際もひょいっとつかみやすい。また後ろの脚は斜めに伸び、安定感もよし。スタッキングも可能だ。
ブラジルでは今も〈サンパウロ美術館〉などの公共施設で利用されている《キリンの椅子》。簡素に見えて、実は座り心地や使い勝手が計算し尽くされている。小さな背もたれは、ピタリと背に沿い、自然と背筋が伸びるし、持ち運ぶ際もひょいっとつかみやすい。また後ろの脚は斜めに伸び、安定感もよし。スタッキングも可能だ。
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