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スター・ウォーズ〈覚醒通信〉|お茶の間にもフォース! あなどれない完成度のプロダクトたち。
November 25, 2015 | Design, Culture | casabrutus.com | text_Jade Organa ©2015Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved. ©2015 & TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
サブカルを超え、メインストリームのカルチャーとなった『スター・ウォーズ』ユニヴァース! てか、ギャラクシーね。最新作の公開が迫り、さまざまな商品が次々と誕生。ティッシュペーパーやヨーグルト、年賀状、文房具… とお茶の間にフォースという勢い。猫も杓子もスター・ウォーズな中、「うぬっ。やるな、おぬし」とファンじゃなくとも感動してしまうプロダクトと開発者の熱き思いを紹介したい。
驚愕クオリティのオリジナルトレイラーは必見。
まずは、家電ブランド〈AQUA〉の《R2-D2™型移動式冷蔵庫》。リモコン操作で本物そっくりに動き回るキュートな姿がオリジナルトレイラーでつまびらかにされるや、映画ファンじゃなくとも拍手喝采の嵐。ソファでまったり中の男性にR2-D2がすすすっと寄ってきて、腹部を開けると冷えた飲み物があるわけですよ。しかもホログラムじゃないけど、プロジェクターを使った映像出力機能も完備。男の子の夢の実現、ブラボー! この素敵プロダクトを思いついたのは、大の映画ファンとおっしゃるハイアール・アジアの伊藤嘉明 代表取締役 兼 CEOだ。
「自宅で映画を見ていて、喉が渇いたけど続きが気になって席を立てない。冷蔵庫が飲み物を持ってきてくれたらいいのに、との思いからアイデアが生まれました。小学生のときに映画館でエピソード4を見て以来、大好きな『スター・ウォーズ』新シリーズの公開に合わせて、面白いことをやりたいと考えぬいた結果、等身大のR2-D2というワクワクする製品が生まれたのです」
「自宅で映画を見ていて、喉が渇いたけど続きが気になって席を立てない。冷蔵庫が飲み物を持ってきてくれたらいいのに、との思いからアイデアが生まれました。小学生のときに映画館でエピソード4を見て以来、大好きな『スター・ウォーズ』新シリーズの公開に合わせて、面白いことをやりたいと考えぬいた結果、等身大のR2-D2というワクワクする製品が生まれたのです」
ちなみにCEOが大好きなキャラは、小学生のときに初めてフィギュアを買ってもらったジャワ。そしてもちろん(?)、ダースベイダー。「悪の帝王と思われていますが、究極の愛を突き詰めた結果がダースベイダーだと思う。つまり悪ではなくて愛なんです」と熱い思いが噴出する。
“日本覚醒”のビジョンの下、商品開発のスピードを業界平均の1/3〜1/4で進める〈AQUA〉なので、アイデアから開発までかかった期間は6か月。外見はもちろん、音や動きを本物に近づけるための苦労は人知れず、スタッフやルーカスフィルムの担当者と数百回以上の議論が重ねられたという。努力と苦労が結実した《R2-D2™型移動式冷蔵庫》、限定受注生産の価格 998,000円は「あのR2-D2が家にやってくる!」と思えば納得できる金額かも?
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