DESIGN
新たな名パッケージが誕生。〈資生堂パーラー 銀座本店〉限定デザイン。
November 23, 2019 | Design, Food | casabrutus.com | text_Housekeeper
〈資生堂パーラー 銀座本店〉の本店限定商品のパッケージが、8年ぶりにリニューアル。“銀座八丁目からあらたな歴史を”をコンセプトに、仲條正義がデザインを手がけている。
11月1日にリニューアルオープンした、〈資生堂パーラー 銀座本店〉。レストラン、カフェ、ペストリーショップの内装などが新しくなり、本店限定商品のパッケージデザインも8年ぶりにリニューアル。1902年に〈資生堂薬局〉で日本で初めて“ソーダ水”を提供したのを出発点とする〈資生堂パーラー〉の、常に清新で、華やかな食の喜びを提供し続けるイメージと、100年を超える長きに渡る伝統、それらの両面をデザインに落とし込んでいる。
デザインを手がけたのは、1990年より〈資生堂パーラー〉のパッケージを手がけている仲條正義。今回のテーマについて仲條は、次のように語っている。
「8年前は若者向きに、レトロと言いながらも過激なデザインに仕上がりました。今回は熟した感じのデザインにしています。フランスのシックというか。シックというのはえげつないけど芯があって強いし、円熟した感じ」
「何よりも銀座八丁目をもう一度再認識したい、資生堂すべての発祥の地であり、その原点である八丁目を強調したい」
デザインを手がけたのは、1990年より〈資生堂パーラー〉のパッケージを手がけている仲條正義。今回のテーマについて仲條は、次のように語っている。
「8年前は若者向きに、レトロと言いながらも過激なデザインに仕上がりました。今回は熟した感じのデザインにしています。フランスのシックというか。シックというのはえげつないけど芯があって強いし、円熟した感じ」
「何よりも銀座八丁目をもう一度再認識したい、資生堂すべての発祥の地であり、その原点である八丁目を強調したい」
デザインの中心をなしているのは、仲條いわく「シックであり、昭和の野暮ったい強さがある」という、千鳥格子。定番品のコンセプトカラーはブルーや黒、白であるが、「華々しい花火を上げるタイミング」だと感じたことから、最上の活気を持ち込むカラーとして、赤を選んだ。
ロゴは従来のものを踏襲しながらも、一度斜体にした上で立体の箱型に収めることで、印象的な仕上げに。商品名と同じほど目に飛び込んでくるような、メインの扱いへと引き上げている。
ロゴは従来のものを踏襲しながらも、一度斜体にした上で立体の箱型に収めることで、印象的な仕上げに。商品名と同じほど目に飛び込んでくるような、メインの扱いへと引き上げている。
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