フィンランドの陶芸作家、ルート・ブリュックの純粋な美|土田貴宏の東京デザインジャーナル
June 6, 2019 | Design | casabrutus.com | text_Takahiro Tsuchida
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白いタイルに黒のパターンやレリーフを施した作品。凹凸によって光を表現する作品は晩年ほど増えていった。《色づいた太陽》1969年、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA –Espoo Museum of Modern Art (c) KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531
ルート・ブリュック|Rut Bryk
Photo: Tapio Wirkkala
Photo: Tapio Wirkkala
蝶はブリュックがキャリアの前半で特に多くモチーフとしたもの。石膏型を使った鋳込みで制作した。《蝶たち》1957年、タピオ・ヴィルカラ ルート・ブリュック財団蔵 Tapio Wirkkala Rut Bryk Foundation’s Collection / EMMA –Espoo Museum of Modern Art (c) KUVASTO, Helsinki & JASPAR, Tokyo, 2018 C2531
蝶をモチーフにした作品は、蝶類学者だった父親へのオマージュでもあったらしい。一連の作品は標本のようにも見える。(c) Hayato Wakabayashi
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