CULTURE
【絵本のことば】『あくたれ ラルフ』|「あくたれでも、セイラは、ラルフが…」
December 16, 2023 | Culture | casabrutus.com | photo_Kazuyoshi Aoki text_Kana Umehara, Ayumi Shirasaka editor_Rie Nishikawa design_Norihiko Shimada(paper)
古今東西の名作絵本から、印象的なことばを日替わりで紹介。いたずらばかりするがどこか愛らしい猫のラルフが主人公の1冊から。
あくたれでも、セイラは、ラルフが すきでした。
アメリカで1976年に登場以来、あくたれ猫ラルフのシリーズ絵本は20冊ほど登場し、TVアニメ化もされるなど、本国では高い人気を集める。絵本を読めばそれも納得。飼い主のセイラに次々といたずらをしかける、まさにあくたれの困ったラルフだが、どこかかわいくて(絵もあまりかわいくないのだけれど)憎めない。作者が飼い猫をヒントにした物語は猫への深い愛情でいっぱいだ。
アメリカで1976年に登場以来、あくたれ猫ラルフのシリーズ絵本は20冊ほど登場し、TVアニメ化もされるなど、本国では高い人気を集める。絵本を読めばそれも納得。飼い主のセイラに次々といたずらをしかける、まさにあくたれの困ったラルフだが、どこかかわいくて(絵もあまりかわいくないのだけれど)憎めない。作者が飼い猫をヒントにした物語は猫への深い愛情でいっぱいだ。