CULTURE
坂倉準三・藤本壮介の名建築で『建築映画館2023』を開催。
February 21, 2023 | Culture, Architecture | casabrutus.com | text_Akio Mitomi editor_Keiko Kusano
モダニズムの傑作として知られる坂倉準三設計の旧〈東京日仏学院〉校舎と、藤本壮介による新校舎が融合した東京・飯田橋の〈アンスティチュ・フランセ〉で、建築をテーマとする映画祭『建築映画館2023』が開催される。
坂倉準三の名建築・旧〈東京日仏学院〉校舎内の講演会・視聴覚ホールで開催される『建築映画館2023』は、建築映像作家/建築家の瀬尾憲司らが企画、今回が初開催となる。上映作品は製作国、時代、ジャンルをまたいで選定。「映画館という建築物に集うことで、映画のなかの建築をフレームの外へ拡張させ、実際の都市・建築の議論へとフィードバックすることを目指す」としている。
・テーマ1「構造」
映画祭では5つのテーマに分けて作品を上映。テーマ1「構造」では、ショット構成やフィルム、ビデオテープなど、映画を成立させるための構造への操作によって喚起される空間体験が、建築と密接に関わる作品を上映する。
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