CULTURE
〈パレスホテル東京〉で“最上質の日本”を体感しませんか?
May 22, 2022 | Culture, Art, Design, Food | casabrutus.com | text_Midori Yamagata editor_Keiko Kusano
5月17日に開業10周年を迎えた〈パレスホテル東京〉では、日本の伝統文化の過去・現在・未来をアートで繋ぐ一夜限りの文化イベントを実施する。各界の宗匠が精通する日本文化の世界観に触れ、テーマに沿って考案されたシェフの特別料理を楽しむ企画だ。
『Essence of Japan』第2弾は、各界の宗匠を案内人に迎え、日本の伝統文化の過去・現在・未来をアートで繋ぐ1日限りの文化体験を展開する。
「書の世界」の案内人を務めるのは、現代アーティストとしても名高い書家・紫舟、「作法の世界」は弓馬術礼法小笠原流31代宗家嫡男である小笠原清基、「錦の世界」は錦織の世界を牽引してきた龍村家の後継者として伝統技術をさらに進化させている龍村周、そして「竹あかりの世界」として竹林の竹を切り出して作り出す“竹あかり”を通して、持続可能な文化の在り方に向き合う “竹あかり”総合プロデュース集団CHIKAKEN演出家の池田親生の4組だ。
日本人が自然と共生しながら培ってきた日本の伝統文化や流儀・作法を継承しながら、さらに攻めの姿勢を忘れずにそれらを前衛的な現代アートへと昇華させた宗匠たち。それぞれの分野における彼らの深い造詣と傑出した美意識に触れる貴重な体験となるはず。そして日本に古来存在する本質的な価値を再認識するに違いない。もちろん、各テーマに沿って考案されたシェフの特別料理も楽しめる。
また4つのイベントは1日限りだが、「錦の世界」と「竹あかりの世界」を体験できる「Essence of Japan」特別宿泊プランを展開。前者は龍村氏の額装を特別展示した部屋の滞在と作品小物がセットになったホテルステイ。後者は七夕に合わせてデザインした竹あかり装飾を施した部屋で過ごすプラン。
貴族の客間でブルジョワ層や文人が芸術や文学、学問について自由闊達に語り合ったサロン文化。ヨーロッパで始まり、明治時代の日本でも開花したサロン文化を彷彿させるイベントとホテルステイをお愉しみあれ。
貴族の客間でブルジョワ層や文人が芸術や文学、学問について自由闊達に語り合ったサロン文化。ヨーロッパで始まり、明治時代の日本でも開花したサロン文化を彷彿させるイベントとホテルステイをお愉しみあれ。
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