映画『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の建築的楽しみ方を、建築史家・倉方俊輔が語る。
| Culture, Architecture | casabrutus.com | text_Sawako Akune
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サンフランシスコらしい坂道の途中、フィルモア地区に建つ家が主な舞台。

多くの黒人が街のジェントリフィケーションによってフィルモア地区を追いやられた。主人公ジミーは、親友モントの狭い部屋に居候中。

効果的にスローモーションが挟まれながら描かれる、ジミーのスケートシーンも見どころの1つ。

モントはスケッチが趣味で、街の様子を常にノートにしたためている。

大切に建てられ、住み継がれてきた家。三角の尖塔が印象的だ。

外観も内観も、凝った装飾がてんこ盛り。「家とはそういうものだし、だからこそ愛着が増す」と倉方さん。
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