開館55周年、箱根〈彫刻の森美術館〉の足湯がリニューアル。舟越桂展も開催中です。
August 12, 2024 | Art, Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Takuya Neda text_Rie Nishikawa editor_Keiko Kusano
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敷地内の源泉を使用した〈森の足湯〉。左から園田慎二、トラフ建築設計事務所の禿真哉と鈴野浩一。
色や表情の異なる15種類の石が並んだベンチ。充分な大きさがあるので、逆側は彫刻を眺めるためにも使える。足湯の全長を延ばし、約39名が利用できるようになった。
まるでアジアのリゾートのよう。上から見ると、石の種類が展望できる。
石は工場に出向き、色味や模様で組み合わせて考えて選んだという。詳しい名前や産地のほか、ウェブサイトには特徴などが記され、石について学べる機会もつくり出した。
切り出したままの石の表情が興味深い。左はインド産の花崗岩〈ニューインペリアルレッド〉、右上はイタリア産大理石〈セルぺジャンテベージュ〉。ほかに日本産の大理石やインドの砂岩なども。
手湯の中にはアンモナイトが。偶然、断面に出てきたという。
午前中、光を受けた温泉がパラソルに反射する様が美しい。
〈丸太広場キトキ〉は自由に休憩できるスペース。
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