ART
2026年、バリ島にユージーン・スタジオの美術館が開館。設計はインドネシアを代表する建築家、アンドラ・マティン。
July 10, 2024 | Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
2026年、バリ島南部、森と海に囲まれた立地に、寒川裕人／ユージーン・スタジオの常設美術館が誕生することが発表された。
約3000平方メートルの敷地面積に、15を超える作品空間のほか、カフェ、図書館、読書室などを併設。作品展示をする場としてだけではなく、社会との関わりを重視した教育、リサーチ、コミュニティの場として機能する施設を目指す。Eugene Museum BaliSurrounded by forest and the sea, in the vicinity of world heritage sites, Ubud and close to the Tanah Lot Temple. Final form, (CG) @2023 Nuanu, Render of Nuanu Creative City
現代アーティストの寒川裕人／ユージーン・スタジオが、常設美術館の地として選んだのは、インドネシア・バリ島の世界遺産一帯の麓──海と緑に囲まれた場所だった。バリ6大寺院のひとつとして知られるタナロット寺院にもほど近い、スピリチュアルなロケーションで、「自然との共生」をテーマとした、サステナブルな美術館を標榜する。
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