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ダミアン・ジャレと名和晃平による新作パフォーマンスアート《Mirage(ミラージュ)》。その全貌とは?。
| Art, Culture | PR | photo_Yoshiki Okamoto text_Mako Yamato
2024年秋、振付家/ダンサーのダミアン・ジャレと彫刻家・名和晃平のコラボレーションによるパフォーマンスアートシリーズにおける新たな挑戦《Mirage(ミラージュ)》が福岡〈THEATER 010〉で幕をあける。規模を拡大してスイス・ジュネーブへと巡回した後には、これまで同様、舞台からインスパイアされた彫刻作品が発表される予定だ。新たな公演に向けてワークショップに取り組む、2人のもとを訪ねた。
それぞれ振付家/ダンサー、彫刻家として世界的に活躍するダミアン・ジャレと名和晃平は、長年にわたりパフォーマンスアートに取り組み続けてきた。2016年、死と再生をテーマに京都で初演を行った《VESSEL》を皮切りに、霧を用いた《Mist》は映像作品として発表し、2021年9月にパリで初演を迎えた《Planet [wanderer]》へと続く。その三部作は2人のクリエイションが融合し、彫刻やダンスの領域を超えた表現を生み出してきた。
「身体への関心は互いに共通するもの。ダミアンはダンスの世界で、僕は彫刻の観点から身体性や知覚を探り続けてきました。共にワークショップに取り組み、作品を作り上げる中で、共鳴する部分が非常におもしろく感じるし、お互いのクリエイションに対しても刺激になっています」と名和は振り返る。
「2013年の『あいちトリエンナーレ』で彼の作品を知り、コラボレーションを考えました。ただ、コンセプトについて話し、舞台美術を提案してもらって終わりというものは求めていなかった。最初の種から最後のディテールにいたるまで、光、ダンサーのテンション、舞台の演出などあらゆる点でマインドを融合させ、一歩一歩進めたいと考えたんです」とジャレも続ける。そのためのメソッドがワークショップだった。
「2013年の『あいちトリエンナーレ』で彼の作品を知り、コラボレーションを考えました。ただ、コンセプトについて話し、舞台美術を提案してもらって終わりというものは求めていなかった。最初の種から最後のディテールにいたるまで、光、ダンサーのテンション、舞台の演出などあらゆる点でマインドを融合させ、一歩一歩進めたいと考えたんです」とジャレも続ける。そのためのメソッドがワークショップだった。
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