ART
空を絵画のように切り取る、ジェームズ・タレル《スカイスペース》の新作がマンハッタンに。
『カーサ ブルータス』2024年6月号より
May 21, 2024 | Art | window on the world | photo_John Galayda text_Mika Yoshida & David G. Imber
部屋の天井に設けた開口部によって、無限の奥行きを持った絵画のように空を切り取る、ジェームズ・タレルの《スカイスペース》。
《リーディング》と題した最新作が、グラマシー地区のクエーカー教系私立校の屋上に誕生した。一般公開される《スカイスペース》としては、〈MoMA PS1〉に続きNYで2番目。定員22名の狭き門だが、毎月最終金曜には誰でも体験することができる。
〈Friends Seminary〉
218 East 16th St., NY。一般公開は毎月最終金曜。17時から15分刻みに「クローズドドーム・プログラム」、日没の少し前から約40分間の「サンセット・プログラム」が催行。入場無料、完全予約制。