ART
杉本博司の「数理模型」が21ｍのパブリックアートに。
『カーサ ブルータス』2023年9月号より
August 10, 2023 | Art | window on the world | photo_(c) Sugimoto Studio text_Housekeeper
杉本博司による数理模型シリーズの過去最大作が、サンフランシスコ・イェルバ・ブエナ島の丘の上に設置された。
設計：新素材研究所。トレジャー・アイランドの1作⽬の常設彫刻作品として新設する公園に設置された。公園の⼀般オープンは2023年秋頃を予定。
底⾯の直径7ｍ、⾼さ21ｍの数理模型の双曲線が、直径21mmの先端部を越え、無限遠点で最接近する。数理模型は巨⼤な⽇時計でもあり、広場には、春分と秋分の南中時に影が差す正確な位置を⽰す印が設置される予定だ。ベイエリアを見渡す灯台のような存在になる。
《ポイント・オブ・インフィニティ》
Treasure Island, San Francisco, CA 94130
