ART
美術館を巡るように、〈ザ・リッツ・カールトン京都〉でアートを楽しむ滞在を。
July 2, 2023 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Housekeeper
2014年の開業以降、国内外のゲストから高い支持を集める〈ザ・リッツ・カールトン京都〉。京都を代表するラグジュアリーホテルが、実は約400点ものアートで彩られたアートホテルでもあることを知っていましたか?
京都市内を流れる鴨川のほとりに位置し、京都を代表するラグジュアリーホテルとして知られる〈ザ・リッツ・カールトン京都〉。眼前に鴨川、そしてその先に東山三十六峰を眺めるロケーションの良さ、京都の伝統文化への敬意とブランドが持つ上質な世界観を両立した空間などで人気を誇る同ホテルだが、実は館内のいたるところにアートが展示されている、アートホテルでもある。その作品数は客室内も含めなんと約400!スタッフが案内するアートツアーも盛況の、ホテル内のアートを巡ってみよう。
エントランスのアプローチを抜けると、目に飛び込んでくるのが、楽器の琵琶をクリスタルビーズで覆った名和晃平の《PixCell-Biwa(Mica)》。名和を代表する表現方法である「PixCell」を用いたこの作品は、名和の作家性と京都の伝統へのオマージュが融合する。先に広がる1階のロビーは、『源氏物語』に登場する光源氏の理想の住まい〈六条院〉をモチーフとしており、その空間に多数のアート作品が飾られている。
エントランスのアプローチを抜けると、目に飛び込んでくるのが、楽器の琵琶をクリスタルビーズで覆った名和晃平の《PixCell-Biwa(Mica)》。名和を代表する表現方法である「PixCell」を用いたこの作品は、名和の作家性と京都の伝統へのオマージュが融合する。先に広がる1階のロビーは、『源氏物語』に登場する光源氏の理想の住まい〈六条院〉をモチーフとしており、その空間に多数のアート作品が飾られている。
名和の作品のすぐそばには、デビット・スタンリー・ヒューエットの新作《無我》が。2023年の1月に展示に加わった、〈ザ・リッツ・カールトン京都〉のアートコレクションの中で1番新しい作品だ。アメリカ出身で、空手や陶芸を通じた日本文化に影響を受けた作品で知られるヒューエット。《無我》は彼の代表的な作風である、金箔を貼ったキャンバスに筆で黒のペイントを施したアート。1階ロビーの中でも強い存在感を放ち、来訪客を出迎える。
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