ART
2023年、注目の展覧会12選。
January 1, 2023 | Art, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano 画像はすべて転載禁止
アートも美術館もどんどん進化している今、2023年の展覧会・芸術祭もクオリティの高いものが勢揃いしています。その中から特にお薦めの12本をご紹介。絶対に見逃したくない、何を置いても駆けつけたいものばかりです。
●『第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap』アーティゾン美術館: 2月25日〜5月14日
ダムタイプは1984年、京都で結成されたアート・コレクティブ。冷たさと熱とがせめぎ合うパフォーマンスやインスタレーションで身体とテクノロジーの関係性を表現してきた。
〈アーティゾン美術館〉で開かれる展覧会は、2022年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館での展示の帰国展。地政学的境界や国境を越えるインターネット空間でのコミュニケーションについて問いかけた新作《2022》を《2022: remap》として日本初公開する。本作には坂本龍一が新メンバーとして参加、新たに制作したサウンドトラックや、1850年代の地理の教科書から引用されたテキストが壁に投影されて“素材”となる。〈アーティゾン美術館〉の空間にあわせて再配置した、単なる再現にとどまらない展示だ。
また《2022: remap》には過去作《Playback》で使用したターンテーブルや《TRACE/REACT II》の表現言語も加わってダムタイプのこれまでの軌跡も凝縮されている。社会やテクノロジーの変化を先取りして更新され続けるダムタイプの表現を体感できる。
〈アーティゾン美術館〉で開かれる展覧会は、2022年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館での展示の帰国展。地政学的境界や国境を越えるインターネット空間でのコミュニケーションについて問いかけた新作《2022》を《2022: remap》として日本初公開する。本作には坂本龍一が新メンバーとして参加、新たに制作したサウンドトラックや、1850年代の地理の教科書から引用されたテキストが壁に投影されて“素材”となる。〈アーティゾン美術館〉の空間にあわせて再配置した、単なる再現にとどまらない展示だ。
また《2022: remap》には過去作《Playback》で使用したターンテーブルや《TRACE/REACT II》の表現言語も加わってダムタイプのこれまでの軌跡も凝縮されている。社会やテクノロジーの変化を先取りして更新され続けるダムタイプの表現を体感できる。
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