ART
【瀬戸内国際芸術祭2022】男木島|坂 茂の建物から海とアートを見る。
August 26, 2022 | Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | photo_Kohei Omachi text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開かれている『瀬戸内国際芸術祭 2022』は今回で5回目。8月5日から開幕した夏会期の見どころを場所ごとに分けてご紹介します。坂の多い男木島は、海と一緒に眺められるアートが魅力です。
●瀬戸内の風景とアートを同時に楽しむ
大岩オスカール+坂 茂《男木島パビリオン》
海を見下ろす高台に坂 茂の設計で小さなパビリオンを新設。室内には大岩オスカールが絵を描く。襖には瀬戸内の波をイメージした絵が、海が見えるガラスの扉には瀬戸内海の魚などが描かれる。
海を見下ろす高台に坂 茂の設計で小さなパビリオンを新設。室内には大岩オスカールが絵を描く。襖には瀬戸内の波をイメージした絵が、海が見えるガラスの扉には瀬戸内海の魚などが描かれる。
「坂さんの紙管の建築はシンプルな素材を使ったこの街によく合うと思う」(大岩オスカール)
ガラス扉の絵は女木島、男木島の形をした魚や、3枚を重ねても1枚の絵に見える工夫などがされており、遊び心が感じられる。坂 茂の建築はまだ進行中だ。床には畳が敷かれる予定になっており、完成すればゆっくりと座って海を眺められる場所になる。
ガラス扉の絵は女木島、男木島の形をした魚や、3枚を重ねても1枚の絵に見える工夫などがされており、遊び心が感じられる。坂 茂の建築はまだ進行中だ。床には畳が敷かれる予定になっており、完成すればゆっくりと座って海を眺められる場所になる。
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