ART
【瀬戸内国際芸術祭2022】豊島|ドンドロ浜近くに冨安由真らの新作が登場。
August 25, 2022 | Art, Travel | casabrutus.com | photo_Kohei Omachi text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に開かれている『瀬戸内国際芸術祭 2022』は今回で5回目。8月5日から開幕した夏会期の見どころを場所ごとに分けてご紹介します。豊島は甲生地区・ドンドロ浜近くに新作が登場。古い家の中に、海に浮かぶ小さな船に、アートが顔を出します。
●築100年あまりの古民家が、まるごと作品に!
冨安由真《かげたちのみる夢(Remains of Shadowings)》
豊島南部の甲生地区にある、築100年あまりの古民家をまるごと作品に。小泉八雲の小説「和解」がインスピレーション源の一つになっている。家は中庭を囲んで納屋のようなスペースや母屋、風呂がある部屋などがあり、鑑賞者はそこを巡って行くことになる。
インスタレーションには主として、この家に残されていたものが使われた。ごく普通の生活が営まれているようで、どこかが違う。細部を細かく見ていくとその違和感はますます強くなる。夢と現実を行き来するような小説「和解」の世界と共通する感覚が味わえる。
豊島南部の甲生地区にある、築100年あまりの古民家をまるごと作品に。小泉八雲の小説「和解」がインスピレーション源の一つになっている。家は中庭を囲んで納屋のようなスペースや母屋、風呂がある部屋などがあり、鑑賞者はそこを巡って行くことになる。
インスタレーションには主として、この家に残されていたものが使われた。ごく普通の生活が営まれているようで、どこかが違う。細部を細かく見ていくとその違和感はますます強くなる。夢と現実を行き来するような小説「和解」の世界と共通する感覚が味わえる。
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