イギリスで花を咲かせる、舘林香織のアート|山下めぐみのロンドン通信
April 23, 2021 | Art, Travel | casabrutus.com | photo_Yuki Sugiura text_Megumi Yamashita
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尾形光琳の「燕子花図」へのオマージュ作品の前に立つ、舘林香織。
「モネの絵のようだ」「夜に動き出しそう」などの声も聞かれたカキツバタの大作。
18世紀に建てられた屋敷内の美しいスペースに惚れ込んだことが、この展覧会を開くきっかけになった。左はジギタリス、中央はダリア。
マントルピースの上の作品は舘林が自分の庭で育てたメリアンツス・マイヨール。ビンテージの寝椅子のフレームに蝶々が留まった作品も。
釉薬は使わないことで、繊細なディテールがそのままシャープに表現できる。
クライアントのガーデンから採取した植物を作品にしたもの。
ホリホック(タチアオイ)、フォックスグローブ(ジギタリス)、ナスタチウム(キンレンカ)、ポピーなど、イングリッシュガーデンではお馴染みの植物たち。
ブランブル(ブラックベリー)はガーデンでは嫌われ者の雑草だが、1年中手に入る優秀なモデル。
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