ART
〈GINZA SIX〉のアート、次作は吉岡徳仁が担当。
January 31, 2020 | Art, Design | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
2月27日より、巨大な雲をイメージした光の彫刻《Prismatic Cloud》が〈GINZA SIX〉に登場。約400平米の中央吹き抜け空間に雲のような光の造形を生み出す。
銀座エリア最大の商業施設〈GINZA SIX〉では、施設中央に位置する吹き抜け空間に大規模なアート作品を紹介。ゲストが身近にアートと触れ合える機会を創出し、より豊かな生活を提案している。〈GINZA SIX〉を象徴する約400平米の吹き抜け空間に、これまで草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミなど、世界で活躍するアーティストの作品を展示してきた。
その吹き抜け空間に、2月27日から、世界で活躍する日本人アーティスト・吉岡徳仁が手がけた、巨大な雲をイメージした光の彫刻《Prismatic Cloud》が登場する。吉岡は自然をテーマにした詩的で実験的な作品を得意とするアーティストだ。代表作にガラスのベンチ《Water Block》、クリスタルプリズムの建築《虹の教会》、ガラスの茶室《光庵》などがあり、最近は、東京2020オリンピック・パラリンピックでは聖火リレートーチのデザインを手がけ話題となった。
今回、展示される《Prismatic Cloud》は2017年に米・ヒューストンの〈アレンセンター〉にて発表し、今回、〈GINZA SIX〉のためにアレンジした作品だ。自然の原理にインスピレーションを受けた《Prismatic Cloud》は全長10メートル、高さ15メートル。およそ1万本のプリズムロッドを積層させることで光を透過する透明のレイヤーを無数に創出し、中央吹き抜け空間に雲のような光の造形を誕生させる。鑑賞する位置や目線の高さによって見え方が変化するのも同作の特徴だ。さまざまな角度から作品を見ることで、感覚を超越した自然のエネルギーが体感できる。
その吹き抜け空間に、2月27日から、世界で活躍する日本人アーティスト・吉岡徳仁が手がけた、巨大な雲をイメージした光の彫刻《Prismatic Cloud》が登場する。吉岡は自然をテーマにした詩的で実験的な作品を得意とするアーティストだ。代表作にガラスのベンチ《Water Block》、クリスタルプリズムの建築《虹の教会》、ガラスの茶室《光庵》などがあり、最近は、東京2020オリンピック・パラリンピックでは聖火リレートーチのデザインを手がけ話題となった。
今回、展示される《Prismatic Cloud》は2017年に米・ヒューストンの〈アレンセンター〉にて発表し、今回、〈GINZA SIX〉のためにアレンジした作品だ。自然の原理にインスピレーションを受けた《Prismatic Cloud》は全長10メートル、高さ15メートル。およそ1万本のプリズムロッドを積層させることで光を透過する透明のレイヤーを無数に創出し、中央吹き抜け空間に雲のような光の造形を誕生させる。鑑賞する位置や目線の高さによって見え方が変化するのも同作の特徴だ。さまざまな角度から作品を見ることで、感覚を超越した自然のエネルギーが体感できる。
なお、吉岡は《Prismatic Cloud》の日本初上陸に際し、「かたちのない光を表現した作品です。それはまるで太陽の光を纏う大きな雲のように、人々の心を揺さぶる体験をもたらすことでしょう」とメッセージを寄せている。
吉岡徳仁《Prismatic Cloud》
〈GINZA SIX〉中央吹き抜け
東京都中央区銀座6-10-1 TEL 03 6891 3390(GINZA SIX総合インフォメーション)。2月27日〜10月下旬(予定)。