新作を制作中のFUTURAに旧友のNIGO®が直撃!
『カーサ ブルータス』2019年12月号より
November 21, 2019 | Art | a wall newspaper | photo_Naoto Date text_Takahiro Tsuchida
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NIGO®(右)のアトリエで一緒にポーズをとるグラフィティーアーティストのフューチュラ。ふたりは1990年代の原宿で出会い、何度もコラボレーションを重ねてきた。
自分で全部やるのがフューチュラ流。技法と結びついたいくつかのテーマを最初に決め、そのテーマごとに白いキャンバスに下地のペイントを施していく。まずキャンバスを床に置き、その上に絵の具を垂らす。
ローラーを使って絵の具を広げていく。
キャンバス全体に絵の具を広げ、隅々まで均一にする。今回の展示作品のうち、背景が白なのは1点のみ。他の作品もすべて自身が下地から手がけ、最後までひとりで制作している。
東京に作られた工房の様子。
動きを取り入れる新技。ステンシルを使うのはグラフィティーの定番だが、今回は日本で入手したギアを組み合わせて、「動き」を感じさせるパターンを生み出す。
ステンシルを使うのはグラフィティーの定番だが、今回は日本で入手したギアを組み合わせて、「動き」を感じさせるパターンを生み出す。
おなじみのモチーフから新機軸まで、今回のために制作された27点の作品を展示。《POST PRODUCTION》
《SPRAYMASTERZ》
《SHINJUKU》
《PASMO》
《TWOHUNDRED》
大好きな〈東急ハンズ〉で、自ら買い求めたツール類。乱雑に見えるが、独自のルールがあるそう。