ARCHITECTURE
吉岡徳仁《ガラスの茶室 – 光庵》が日本を巡回。2019年には東京へ。
August 30, 2018 | Architecture, Design, Travel | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
2011年イタリア・ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて発表され、2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台にて披露された《ガラスの茶室 - 光庵》が、日本を巡回する。
11月28日より〈佐賀県立美術館〉にて展覧会「吉岡徳仁 ガラスの茶室 – 光庵」がスタートする。
吉岡は、デザイン、建築、現代美術など、幅広い領域において活動するデザイナーだ。これまで、自然と人間の関係性に着目して光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた。同展では、佐賀出身の吉岡の代表作《ガラスの茶室 - 光庵》が初めて九州の地にお目見え。白い空間の中で光のインスタレーションとして発表される。また、合わせて、パリの〈オルセー美術館〉にコレクションされているガラスのベンチ《Water Block》や、ガラスのテーブル《Waterfall》などの作品も展示される。
自然のエネルギーやオーラを知覚化した作品は、人間の感覚を超越する新たない光の体験を生み出すはずだ。
なお、2019年には、《ガラスの茶室 - 光庵》の東京での展示が予定されている。
なお、2019年には、《ガラスの茶室 - 光庵》の東京での展示が予定されている。
『吉岡徳仁 ガラスの茶室 - 光庵』
〈佐賀県立美術館〉
佐賀県佐賀市城内1-15-23 TEL 0952 23 91121(吉岡徳仁展実行委員会事務局)。11月28日~ 2019年2月11日。9時30分〜18時。年末、2019年1月15日、21日、28日、2月4日休館。1,300円。