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ARCHITECTURE

ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンが日本初設計! 東京・青山に誕生した1000m2の大空間は桂離宮がヒントに?

| Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Shintaro Tohyama   text_Yoshinao Yamada

ベルギー人建築家、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンが日本で初めて手がけた建築物〈パラッツォ・モルテーニ 東京〉が、東京・青山に誕生。これは、ミラノに続く世界で2つめの「パラッツォ」の名を冠する旗艦店となる。地下1階から地上3階まで、まるで邸宅のように構成された4層・約1000m2のスケールをもつこの建築に込めた想いを聞いた。

〈パラッツォ・モルテーニ 東京〉でインタビューに答えるヴァン・ドゥイセン。
〈パラッツォ・モルテーニ 東京〉でインタビューに答えるヴァン・ドゥイセン。
ベルギー・アントワープを拠点に、建築、家具、プロダクトなどの分野で世界的に活躍する建築家、ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン。静謐でありながら力強い素材使いを特徴とする作品にファンも多く、カニエ・ウエストのレジデンスをデザインしたことでも知られる。イタリア・ミラノの家具ブランド〈モルテーニ〉でクリエイティブディレクターを務めるヴァン・ドゥイセンは今年、19世紀後半に建てられたミラノ中心部の邸宅を旗艦店〈パラッツォ・モルテーニ〉として甦らせた。

そしてミラノに続き、東京でもヴァン・ドゥイセンの設計による〈パラッツォ・モルテーニ東京〉がオープン。世界的に活躍するものの、彼の建築が日本で実現するのははじめてのこと。骨董通りに近い住宅地の一角に立つモダンな建築は桂離宮をイメージソースの一つにするという。建築のアプローチを含め、ヴァン・ドゥイセンは東京をどのように解釈したのだろう。
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