ARCHITECTURE
国立新美術館10周年を飾る、安藤忠雄の大展覧会が9月開催決定。
January 11, 2017 | Architecture | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
国内最新&最大級の国立新美術館の開館10周年展覧会が、日本を代表する建築家・安藤忠雄の展覧会に決定。原寸大の〈光の教会〉も登場する予定だ。
2007年1月に開館した国立新美術館。新設の国立美術館としては30年ぶりとなったもので、建築家・黒川紀章の遺作としても知られる。オープンから10年を迎える今年、その周年イベントの目玉として9月末から開催されるのが「安藤忠雄展 ─挑戦─」だ。
常に建築に対し、そして世界に対し、挑戦的な姿勢を貫いてきた安藤忠雄。彼の仕事の全貌を「原点=住宅」「抽象化された自然」「余白の空間」「風景の創造」「記憶の継承」という5つのテーマに分類。初期の〈住吉の長屋〉に代表される住宅作品から、ヴェネチアの〈プンタ・デラ・ドガーナ〉やパリの〈ブルス・ドゥ・コメルス〉といった近年海外で手がける大規模プロジェクトに至るまで、スケッチ、ドローイング、映像、模型、写真など、膨大な資料とともに紹介する。
常に建築に対し、そして世界に対し、挑戦的な姿勢を貫いてきた安藤忠雄。彼の仕事の全貌を「原点=住宅」「抽象化された自然」「余白の空間」「風景の創造」「記憶の継承」という5つのテーマに分類。初期の〈住吉の長屋〉に代表される住宅作品から、ヴェネチアの〈プンタ・デラ・ドガーナ〉やパリの〈ブルス・ドゥ・コメルス〉といった近年海外で手がける大規模プロジェクトに至るまで、スケッチ、ドローイング、映像、模型、写真など、膨大な資料とともに紹介する。
さらに会場には〈光の教会〉(大阪・1989年)の原寸大模型も登場する予定。国内最大級の展示スペースを誇る国立新美術館だけに、見るものを圧倒する展示内容になるはずだ。
国立新美術館開館10周年<br>安藤忠雄展 ─挑戦─
〈国立新美術館〉