ARCHITECTURE
時を経て蘇った、ミースのスピリットが宿る美術館。
『カーサ ブルータス』2021年7月号より
June 13, 2021 | Architecture, Art, Design | window on the world | photo_Simon Menges text_Yumiko Urae
20世紀クラシックモダンのアイコン、ミース・ファン・デル・ローエの〈新ナショナルギャラリー〉が約5年の修復工事を終えた。
手がけたのはデイヴィッド・チッパーフィールド。オリジナルの要素を最大限に残しつつ、スロープやショップ、人工照明など現代的な要素を増築。オリジナルに自然に溶け込む絶妙なバランス感が光る。ベルリンの新たなランドマークが華麗に生まれ変わった。
〈Neue Nationalgalerie〉
Potsdamer Str. 50 10785 Berlin TEL (49) 30 266 424242。8月22日〜『アレキサンダー・カルダー』展が一般公開。