【石川・加賀】風情漂う温泉地・加賀温泉郷にとけこむ建築。|甲斐みのりの建築半日散歩
January 20, 2021 | Architecture, Culture, Food, Travel | casabrutus.com | photo_Ryumon Kagioka text_Minori Kai cooperation_一般社団法人 加賀市観光交流機構
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1886年(明治19)に建て替えられた総湯を古総湯として再現。ライトアップされ、夜の湯の曲輪の街並みに美しく浮かびあがる。
湯船には色鮮やかなステンドグラスが光を映し特別な情緒を漂わせる。
下屋にはこけら葺を使用。赤身の杉板を重ね竹釘で留めている。
床のタイルは約2千枚もの九谷焼のタイルを使用。当時の絵柄を手描きで忠実に再現した腰壁の染付タイルも約1千枚使われている。
浴場脇から階段で繋がる2階の休憩所。明治時代にステンドグラスはモダンの象徴で、最先端の技術だったという。
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