刺激的なメディアアートが〈東京ミッドタウン〉に集結! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

刺激的なメディアアートが〈東京ミッドタウン〉に集結!

〈東京ミッドタウン〉で4日間限りのメディアアートのフェスティバル「未来の学校祭」がはじまりました! パブリックスペースにキャッチーな作品が並び、初日から注目を集めています。

開放感のあるガレリアB1F〈アトリウム〉に登場したのは、巨大なゴムチューブが不規則に床を曲がりくねる《πTon》(ピトン)。アートユニット、Cod.Act(コッド・アクト)の作品だ。
世界で最も有名なメディアアートの権威『アルスエレクトロニカ』とタッグを組んで〈東京ミッドタウン〉が開催中の「未来の学校祭」。開催に際し、スイス・リンツから『アルスエレクトロニカ』総合芸術監督のゲルフリート・シュトッカーとフェスティバルディレクターのマーティン・ホンツィックが来日した。
「ギリGIRI」と書かれた、漫画の吹き出しのようなプラカードを持つゲルフリート・シュトッカー(右)とマーティン・ホンツィック(左)。このプラカードは参加者が自由に持って撮影することができる。
シュトッカーはイベントを開催するにあたり、「アートの力を借りて、最先端のテクノロジーがこれからの社会にどう関わっていくのか。鑑賞者それぞれが探る場にしてもらいたい」と語った。
《πTon》(ピトン)はゴムチューブの中に入った空気の移動によって、まるで生き物のようにぐにゃぐにゃとのたうちまわるのと同時に、さまざまな生き物の声を連想させるサウンドを辺りに轟かせる。
年に一度、オーストリアのリンツで行われる「アルス・エレクトロニカ・フェスティバル」は今年40周年を迎える世界最大規模のメディアアートの祭典だ。2018年はテーマを「ERROR(エラー)」と掲げ、10万人の動員数を記録した。ホンツィックは、「“エラー”はネガティブな印象を持たれがちな言葉だが、トライと同じ数のエラーを繰り返すことでイノベーションが生まれる。テクノロジーの進化によって失敗を許さない完璧な社会ではなく、失敗に寛容な社会を提示したい」と話す。