ART
〈青森県立美術館〉で、青森全土を体感できる展覧会。チームラボが6年ぶりに青森へ。
April 8, 2022 | Art, Design, Travel | casabrutus.com | text_Chihiro Kurimoto editor_Keiko Kusano
3月22日から〈青森県立美術館〉では『Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―』を開催。青森で6年ぶりの展示となるチームラボや、青森県十和田市ゆかりのアーティスト・山本修路による、春の訪れを想起させる展覧会だ。
2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一部として世界遺産登録されたことも記憶に新しい三内丸山遺跡。そこに隣接する〈青森県立美術館〉は、建築家の青木淳が発掘現場から着想を得た、トレンチ(壕)のような凹凸が特徴的な美術館だ。
そんな同美術館を舞台に、2022年3月22日から4月10日まで『Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―』が開催される。
十和田市を拠点に、県内を長年フィールドワークしてきた山本修路は、青森全土を1/25000の縮尺にした6.2mx6.5mの木製ジオラマ《青森県立体地形模型》を制作。県内各地で撮影した写真も投影し、青森全土を体感できる作品となる。
そんな同美術館を舞台に、2022年3月22日から4月10日まで『Aomori Spring Sprout展 ―青森 春に芽吹く光―』が開催される。
十和田市を拠点に、県内を長年フィールドワークしてきた山本修路は、青森全土を1/25000の縮尺にした6.2mx6.5mの木製ジオラマ《青森県立体地形模型》を制作。県内各地で撮影した写真も投影し、青森全土を体感できる作品となる。
また、この展示空間では民俗芸能の撮り下ろし映像も映し出す。青森の各地域に伝わる「津軽の獅子舞(獅子踊)」「八戸えんぶり」「八戸の矢澤神楽」が集結する。
青森での展示が6年ぶりとなるチームラボは、初公開を含む6作品を展示する。
青森での展示が6年ぶりとなるチームラボは、初公開を含む6作品を展示する。
《憑依する炎》《生命は生命の力で生きているⅡ》《不可逆の世界》《我々の中にある火花》など、縄文時代から脈々と続いてきた自然と人の営みを感じさせるようなデジタルアートを中心に、本展が初公開となるNFT作品《Matter is Void》、鑑賞者が光のペンやスタンプを使って参加できる《小人が住まう宇宙の窓》が展示される。
Aomori Spring Sprout 展 —青森 春に芽吹く光—
〈青森県立美術館〉コミュニティギャラリーA、B、C。青森県青森市安田字近野185。2022年3月22日〜4月10日。9時30分〜17時。入場無料。TEL 03 6261 5784(エヌ・アンド・エー)。