歴史ある港町「直江津」で現代アートの散歩へ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

歴史ある港町「直江津」で現代アートの散歩へ。

新潟県直江津は室町時代の成立とされる「廻船式目」で、日本の主要な「三津七湊」のうちの一つに数えられる港町。江戸時代には、北海道から大阪を結ぶ北前船の寄港地として栄えた。その歴史ある町で開かれる芸術祭が『なおえつ うみまちアート』だ。

会場の一つ、船見公園周辺海岸。東京藝術大学デザイン科の教授と学生による「空間演出研究所」が”海や空の景色を切り取って並べる”アートを見せる。
渡辺英司《名称の庭/御園》(2010年)。図鑑のイメージが切り取られて並ぶ。撮影:© 渡辺英司
直江津の街中では渡辺英司が作ったインフォメーション・カーが各所を回る。《小さな屋台 / 移動案内車》(2021年)撮影:© 渡辺英司
参加作家は8組。渡辺英司は数十冊のキノコ図鑑からキノコの図版を切り抜き、建物の床にまるで生えているように並べる。図鑑の切り抜きなので裏側からは違う景色が見えるのが面白い。
松岡亮作品。布をコラージュしたシャツを軸に人と街が主役になる。
シャツというキャンバスに糸や布でコラージュをするように作品をつくる松岡亮は、会期前に50人の市民にシャツを着てもらい、9月に滞在制作を行ってそれを1枚の布にする。人々が着たシャツが1枚の大きな絵になる。
懐かしさとユーモアが漂うGELCHOPの作品。
GELCHOP(ゲルチョップ)は統合したり閉校したりして人がいなくなった学校に残されていたものを、子供からお年寄りまでが楽しめる道具に変換する。使い方も少し変わって、うち捨てられたものが”第二の人生”にアップサイクルされる。

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