こどもも大人も楽しめる、“おさなごころ”を思い出す企画展。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

こどもも大人も楽しめる、“おさなごころ”を思い出す企画展。

〈東京都現代美術館〉にて7月18日よりはじまった『おさなごころを、きみに』は、かつてはこどもだった大人に、幼い頃の感性=“おさなごころ”を思い起こさせることをテーマにした企画展。映像プログラムなどを含む、五感を使ったインタラクティブな作品群は、こどもが楽しめるのはもちろん、大人にとってもユニークな内容となっている。

ジュスティーヌ・エマール《Co(AI)xistence》(2017年)。ビデオインスタレーション(12分)with 森山未來 / オルタ(大阪大学石黒研究室、東京大学池上高志研究室)© Justine Emard / Adagp, Paris 2020
本展は、美術館のコレクションなどによる導入展示に始まり、「触覚」「身体、音と言葉」「忘却」「銀河」の4つの空間で構成される。作品に触れてみたり、身体を動かして作品に参加することで、これまで忘れていた身体的感覚や、能動的に芸術に触れることの重要性を思い起こさせる。また歴史的な資料を通して自身の記憶を再考したり、宇宙の広がりを表現する展示に接することで、想像する力はさらに広がる。こうして、かつてのこどもたちの感性はアップデートされていく。
名和晃平《PixCell-Bambi #10》(2014年、東京都現代美術館蔵、Photo_Ichiro Otani) 
吉岡徳仁《ROSE》(2013年、東京都現代美術館蔵、photo_TOKUJIN YOSHIOKA Inc.)
《一家に1枚 宇宙図2018》部分(著作:公益財団法人科学技術広報財団、制作:「一家に1枚宇宙図」制作委員会、アートディレクション:小阪淳)
藤木淳《P055E5510N》(2011年)©Jun Fujiki
森脇裕之《時花(トキハナ)》(2010年)© Hiroyuki Moriwaki
参加アーティストのAR三兄弟。 ©川田十夢
参加する作家は、名和晃平や吉岡徳仁、映像プログラムに参加する真鍋大度といった、独自のアプローチで作品を制作するアーティストたちが揃う。また会場ではワークショップや、8Kの高解像度で映像作品が上映されるなど、関連イベントも開催。会場を出た後、いつも見ていた景色が一変しているかもしれない、そんな展覧会となっている。

『おさなごころを、きみに』

〈東京都現代美術館〉
東京都江東区三好4-1-1(木場公園内) TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル)。7月18日〜9月27日。10時〜18時(最終入場は閉館30分前まで)。月曜休(8月10日、9月21日は開館)。8月11日、9月23日休。1,300円。最新情報、イベントの詳細は公式サイトにてご確認を。

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