「創造」をテーマにした内藤礼の最新個展がスタート。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

「創造」をテーマにした内藤礼の最新個展がスタート。

国内外で高い評価を得る作家、内藤礼。彼女の最新個展『内藤礼 うつしあう創造』が、6月27日より〈金沢21世紀美術館〉で開催となる。これまで自然や空間との調和・対話を追求してきた彼女だが、今回は「創造」をテーマにした作品を発表する。

内藤礼《精霊》(2009年/神奈川県近代美術館、鎌倉『内藤礼 すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している』。撮影:畠山直哉)
第47回ヴェネチア・ビエンナーレでは日本館代表に選出され、これまで国内外で多数の個展を開催してきた作家の内藤礼。彼女は、空や水、光といった自然や展示会場をも要素として取り入れ、空間を含めた全体を作品にする。これまでは自然と人の関係を探求し続けてきたが、本展では「創造」をテーマにした作品を展示。人と自然、わたしとあなた、生と死といった、相対し互いに影響し合うものを作品内で表現し、その対立の中から生まれる「創造」の瞬間を観る者に提示する。
内藤礼 無題(2020年/撮影:畠山直哉)
内藤礼《ひと》/《帽子》(2014年/東京都庭園美術館、東京『内藤礼 信の感情』。撮影:畠山直哉)
『内藤 礼-明るい地上には あなたの姿が見える』展示風景 (2018 年/水戸美術館現代美術ギャラリー、茨城。撮影:畠山直哉)
『内藤 礼-明るい地上には あなたの姿が見える』展示風景 (2018 年/水戸美術館現代美術ギャラリー、茨城。撮影:畠山直哉)
内藤礼《ひと》(2014 年/資生堂蔵 資生堂ギャラリー、東京『椿会展ー初心ー』。撮影:畠山直哉)
展覧会は、大小様々な7つの展示室と2つの光庭を使って展示されており、それぞれのセクションが独立すると同時に、通路も含めた会場全体が一つの大きな展示としても成り立っている。〈SANAA〉設計によるガラスを多用した透明性の高い〈21世紀美術館〉は、自然光など外の様子が反映される空間となっており、自然との対話をテーマとする内藤にはふさわしい場所だ。
〈金沢21世紀美術館〉外観。撮影:渡邉修。
内藤礼《このことを》(2001年/家プロジェクト『きんざ』、直島、香川/ベネッセアートサイト直島/撮影:畠山直哉)

『内藤礼 うつしあう創造』

〈金沢21世紀美術館〉
石川県金沢市広坂1-2-1 TEL 076 220 2800。6月27日〜8月23日。10時〜18時(金・土〜20時)。月曜休(8月10日は開館)。8月11日休。日時指定入場券1,600円、当日券2,000円。混雑緩和のため、日時指定入場を導入。詳細は公式サイトにてご確認を。

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