ARCHITECTURE
〈帝国ホテル旧本館「ライト館」〉VRを初公開! フランク・ロイド・ライト生誕150年記念祝典。
September 26, 2017 | Architecture | casabrutus.com | text_Housekeeper
VRで〈帝国ホテル旧本館「ライト館」〉が蘇る!? 凸版印刷が開発中のトッパンVRコンテンツ「帝国ホテル・ライト館の再現」が、フランク・ロイド・ライト生誕150周年記念シンポジウムで初お披露目されます。
今年は、フランク・ロイド・ライト生誕150周年。それを記念し、なんと、ライトが設計した〈帝国ホテル旧本館「ライト館」〉(1923年)をVRで蘇らせるという、凸版印刷によるプロジェクトが進行中だ。
トッパンVRコンテンツ「帝国ホテル・ライト館の再現」は、現在は解体されエントランス部分のみ愛知県犬山市の〈明治村〉に移築されている〈帝国ホテル旧本館「ライト館」〉の全貌を、高精細CGなど最新技術によって再現するというもの。館内の照明が生み出す影や、随所に使われた大谷石の質感なども美しく再現され、まるで在りし日のホテルに足を踏み入れたかのような感覚を味わうことができる。完成はもう少し先だが、この度開催される「フランク・ロイド・ライト生誕150年記念祝典」においてその一部を初公開。驚きのクオリティを体験できる、貴重な機会となる。
「フランク・ロイド・ライト生誕150年記念祝典」は、9月29日と10月5日に開催。第一回は、ライトが設計した〈自由学園明日館〉を会場に、ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・F・サージャントによる基調講演や、建築家・隈研吾や編集工学研究所所長・松岡正剛も参加するパネルディスカッションが行われる。日本文化に魅せられたライトが何を感じ模索したのか紐解き、日本文化の資質や、未来への文化伝承の意味を考えるという試みだ。
「フランク・ロイド・ライト生誕150年記念祝典」は、9月29日と10月5日に開催。第一回は、ライトが設計した〈自由学園明日館〉を会場に、ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・F・サージャントによる基調講演や、建築家・隈研吾や編集工学研究所所長・松岡正剛も参加するパネルディスカッションが行われる。日本文化に魅せられたライトが何を感じ模索したのか紐解き、日本文化の資質や、未来への文化伝承の意味を考えるという試みだ。
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