建築家隈研吾がキューレーションする日本文化展がバンクーバーで開催。

日本の建築、デザイン、文化を紹介する展覧会〈Japan Unlayered〉がカナダ、バンクーバーで開催中だ。

展覧会を共同主宰するウエストバンク社にある茶室は、隈研吾のデザイン。彼らが影響を受けた日本文化が紹介される。

バンクーバーはカナダ西海岸最大の都市で、美しい海と山に囲まれ、世界で最も住みやすい都市にも選ばれている。そんなバンクーバーで日本の現代建築とデザインについての展覧会〈Japan Unlayered〉が隈研吾をキュレーターに迎えて、人気を博している。

会場となったホテルのエントランスからロビーにかけて彫刻、写真、ファッションから盆栽まで、さまざまな展示が行われている。

〈Japan Unlayered〉はバンクーバーを拠点とするディベロッパー、ウエストバンク社およびピーターソン社が主催し、日本文化の本質を紹介するための展覧会である。日本文化に触れて、味わって、見て、感じてもらおうというものだ。無印良品とBEAMSのポップアップショップもデビューした。

BEAMS JAPANの北米初のポップアップショップも。日本のデザインや民芸品などを扱う。

無印良品のポップアップショップは、カナダ産オーク材を使用したパビリオンタイプのもので隈研吾がデザイン。

建築に関しては、2020年の東京オリンピックのスタジアムも含めた、隈研吾の初期の作品から代表作のパネル展示ほか、借景、屏風、茶道といったデザインのキーワードが紹介される。

隈研吾にとって北アメリカ初の高層タワー〈Alberni by Kengo Kuma〉のお披露目も行われた。バンクーバーのダウンタウンに2020年完成予定の43階建てのタワーだ。

食では分とく山の野崎洋光がバンクーバーで採れた食材を使って懐石料理、櫻井焙茶研究所による日本茶体験が。ほかにも寿司職人による限定ランチ、日本酒、日本産ウィスキーなど、さまざまなメニューでもてなしてくれる。

日本人の寿司職人による限定10色の〈Gozwn Lunch〉。

この展覧会を皮切りに深まりつつある、バンクーバーと日本の関係に、これからも注目したい。

Japan Unlayered

〜2月28日。会場:Fairmont Pacific Rim。公式サイト