ARCHITECTURE
6,000トンの石で覆われた外観が見えない美術館。
『カーサ ブルータス』2021年3月号より
February 15, 2021 | Architecture, Art, Design | window on the world | text_Housekeeper
隈研吾が設計した私立美術館〈廣澤美術館〉が1月2日にオープン。
「石が主役の美術館」をコンセプトに、全国から集めた約6,000トン、1,500個の自然石で外観を見えないように覆った。まさに石で “消える建築” だ。建物の周りは作庭家の斎藤忠一、ランドスケープアーキテクトの宮城俊作が手がけた3つの庭園が囲んでいる。時間が経つほど魅力が増していく美術館だ。