ARCHITECTURE
ブラッド・ピットがナレーション! フランク・ロイド・ライト建築のドキュメンタリー、 期間限定で公開中です。
November 14, 2020 | Architecture, Culture | casabrutus.com | photo_Tom Rossiter text_Mika Yoshida & David G. Imber
11月22日までオンラインで公開中の『ユニティ・テンプル : フランク・ロイド・ライトのモダーン・マスターピース』。フランク・ロイド・ライトの名建築〈ユニティ・テンプル〉と、その改築の様子をフィルムに収めたショートフィルムです。
竣工1908年、シカゴ郊外オークパークの〈ユニティ・テンプル〉は、建築家フランク・ロイド・ライトが初めて手がけた公共建築だ。自身が信仰するユニテリアン派の寺院を地元で設計するという、個人的な思い入れもひとしおな作品でもある。米国国定歴史建造物、そして国家歴史登録財にも登録された名建築だが、年月と共に水漏れや老朽化の問題に見舞われ、ナショナル・トラストの「滅びゆく歴史的建造物リスト11件」に入るほどの危機に瀕してしまう。
そして2015年、〈ユニティ・テンプル〉は一般公開を休止し、2,500万ドル規模の大改修工事に取りかかる。2017年の完成に至るまで、寺院関係者や信者はもとより、歴史学者や職人など多くの人々が力を合わせ、試行錯誤しながらこの名建築を再生させていく姿を記録したのが、ドキュメンタリー映画『ユニティ・テンプル : フランク・ロイド・ライトのモダーン・マスターピース』。現在、オンラインで有料公開中だ。ナレーションを務めるのは当代きっての建築好き俳優、ブラッド・ピット。
「建築家の使命とは、人生がいかに美しくなり得るか人々に知らしめること。住む世界をより良きものとし、生きる理由や意義を人生にもたらす事である」。建築に造詣の深い俳優が朗読すると、ライトの名言もひときわ味わい深く感じられるから不思議だ。視聴は11月22日まで、急ごう!
そして2015年、〈ユニティ・テンプル〉は一般公開を休止し、2,500万ドル規模の大改修工事に取りかかる。2017年の完成に至るまで、寺院関係者や信者はもとより、歴史学者や職人など多くの人々が力を合わせ、試行錯誤しながらこの名建築を再生させていく姿を記録したのが、ドキュメンタリー映画『ユニティ・テンプル : フランク・ロイド・ライトのモダーン・マスターピース』。現在、オンラインで有料公開中だ。ナレーションを務めるのは当代きっての建築好き俳優、ブラッド・ピット。
「建築家の使命とは、人生がいかに美しくなり得るか人々に知らしめること。住む世界をより良きものとし、生きる理由や意義を人生にもたらす事である」。建築に造詣の深い俳優が朗読すると、ライトの名言もひときわ味わい深く感じられるから不思議だ。視聴は11月22日まで、急ごう!
『Unity Temple: Frank Lloyd Wright's Modern Masterpiece』
制作:ローレン・レヴィン、ナレーション:ブラッド・ピット。55分。20ドル。言語は英語のみ。日本時間2020年11月22日までオンデマンドで視聴できる。視聴スタートから72時間有効。チケットの収益は落水荘、タリアセン、タリアセン・ウェストを始めとするライト建築の支援活動に充てられる。