自然と建築が心地よく混ざり合う、公共建築のニュースタンダード。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

自然と建築が心地よく混ざり合う、公共建築のニュースタンダード。

『カーサ ブルータス』2020年12月号より

臨海副都心の青海地区に誕生した〈ARTBAY HOUSE〉は、東京都等が主導する、人や場所がアートを通じて繋がることを目指すプロジェクト「ARTBAY TOKYO」の拠点となるパビリオンだ。

青海駅すぐのシンボルプロムナード公園に突如として現れる白い直方体に圧倒される。
部屋の各所には、ゆったりと空間を楽しめるよう椅子を配置。
設計したのは、石上純也に師事した後独立し、〈スパイラル〉のエントランススペースなどを手がける萬代基介。光、風、緑など、8つのテーマを持つ部屋で構成された空間は、4面すべてが開かれたエントランスや格子状の天井など、日の光や海からの風、そして雨さえも受け入れる開放的なデザイン。
格子状の天井や壁を伝う雨水、降り注ぐ陽光によって、植物はまるで自然の中にいるように自由に育つ。
併設のカフェ〈ARTBAY CAFE〉は、代官山の〈私立珈琲小学校〉がプロデュース。
さらに、お台場に自生する植物を植栽するなど、自然と建築がフラットに共生するスペースになっている。ここでは期間によって、様々なアート展示が行われる。カフェも併設し、自然とアートを感じながら、コーヒーブレイクを楽しめる。
萬代基介。店舗設計や展覧会の会場構成、地域のコミュニティセンターの設計など、幅広く活躍。自然や周囲の環境を反映させる、流動的かつ開放的な空間を作り出す。

〈ARTBAY HOUSE〉

東京都江東区青海1-3 シンボルプロムナード公園 夢の広場。12時〜18時(土・日・祝11時〜19時)。月曜休。

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