田根剛の個展『未来の記憶 Archaeology of the Future』がスイス建築博物館へ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
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2018年、〈東京オペラシティ アートギャラリー〉で開催された際の展示風景。12のテーマでリサーチしたイメージが集まる最初の展示空間『記憶の発掘』に座る田根剛。photo_Satoshi Nagare
2018年、最も注目を集めた個展の一つが田根剛の『未来の記憶 Archaeology of the Future』だろう。その巡回展が、スイス・バーゼルの〈スイス建築美術館(S AM)〉にて開催する。日本・福岡での開催後、2019年に開催されたサンパウロの巡回展に続き4回目となる本展。日本でも公開された田根の代表作〈エストニア国立博物館〉や、今年7月にオープンした〈弘前れんが倉庫美術館〉など新作を含むモデルやタイムライン等が展示される。

〈S AM〉にとって建築家のモノグラフ展示会を開催するのは今回が初の試み。会期は10月17日〜2021年2月28日までの予定だ。
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今年7月にオープンした〈弘前れんが倉庫美術館〉。構想段階からの模型と資料が展示される。©Daici Ano
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2016年に完成した〈エストニア国立博物館〉。現在パリで活躍する田根が「Atelier Tsuyoshi Tane Architects」を開設するきっかけとなった作品。©Propapanda / image courtesy of DGT.
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〈Todoroki House in Valley〉小誌創刊20周年記念号(2018年10月号)の表紙も飾った。©Yuna Yagi
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〈Todoroki House in Valley〉のスタディ模型。©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
過去と未来の間で、建築はどんな役割を果たすことができるのか? 建築家・田根剛がグローバルな仕事をする中で一貫して取り組んできた課題だ。展示タイトルにもなっている「Archaeology」とは、考古学、または遺跡の意味。田根は建築を設計する上で、ある場所の記憶を考古学者のように発掘し、それらをクリエイションにつなげてきた。

本展の会期中、田根のこうした考えを自身が解説するイベントが2回予定されている。1回目は11月26日に行われる『Archaeology of the Future』、2回目は2021年2月の『Context, Pretext, Subtext』で、こちらはエマニュエル・クリストとキャサリン・ゲイとの対談形式で行われる。近くに行ける方はぜひ足を運んでみては。

『Tsuyoshi Tane | Archaeology of the Future』

〈S AM Swiss Architecture Museum〉
Steinenberg 7, 4051 Basel, Swiss. TEL +41 (0) 61 261 14 13。11時〜18時(木曜〜20時30分、土・日曜〜17時)。月曜休。入館料12スイスフラン。

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