ARCHITECTURE
フランス最古の鉱山集合住宅が泊まれる博物館に。
『カーサ ブルータス』2019年9月号より
August 16, 2019 | Architecture, Travel | window on the world | photo_Antéale - Photographe, ©adagp - 2019 ©Julien Lanoo text_Chiyo Sagae
フランスの産業革命を支えたブリュエ鉱山。19世紀中頃から20世紀初頭まで拡大し続けた労働者とその家族のために築かれた現存するフランス最古の鉱山集合住宅〈シテ・デ・ゼレクトリシアン〉が、宿泊施設と博物館に生まれ変わった。
現存する563戸の庭付きの住宅の一部に当時の住環境を再現し、展覧会場では北フランスの工業史やレジデンスとして迎えるアーティストの特別展を企画する。