ARCHITECTURE
南仏にモダニズム建築の野外テーマパークができました!
August 11, 2016 | Architecture | a wall newspaper | photo_Olivier Bardina text_Chiyo Sagae editor_Yuka Uchida
南仏にオープンした野外公園〈フリッシュ・ド・レスカレット〉。プルーヴェの〈トロピカルハウス〉に出会える新名所です。
トロピカルハウスって?
地中海を望む岩山を背にして、ジャン・プルーヴェの〈カメルーンのトロピカルハウス〉が夏の日を浴びて佇む。7月初旬、マルセイユにオープンした異色の建築パーク〈フリッシュ・ド ・レスカレット〉に、およそ半世紀ぶりとなる里帰りを果たしたのだ。
モダニズム建築とデザインの膨大なコレクションを持つ〈ギャラリー54〉のエリック・トゥシャローム氏の長年の夢が実現した、この建築と彫刻の野外パーク。鉛精製工場跡地を利用した3ヘクタールもの広大な敷地はカランク国立公園の一部であるため、新しい建築を建てられない。が、プレハブ=移動可能な軽量建築ならOK。つまり、アフリカ各地で廃屋になりかかっていた〈トロピカルハウス〉を救出してきたトゥシャローム氏にとって絶好の場所だった。
モダニズム建築とデザインの膨大なコレクションを持つ〈ギャラリー54〉のエリック・トゥシャローム氏の長年の夢が実現した、この建築と彫刻の野外パーク。鉛精製工場跡地を利用した3ヘクタールもの広大な敷地はカランク国立公園の一部であるため、新しい建築を建てられない。が、プレハブ=移動可能な軽量建築ならOK。つまり、アフリカ各地で廃屋になりかかっていた〈トロピカルハウス〉を救出してきたトゥシャローム氏にとって絶好の場所だった。
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